関節モビリゼーション ~私のペースで軽やかに動き始める~

痛み・動き・筋肉・関節の関連をみていきます。

関節の可動域を広げることをしていきます。

これは、生活のADL・QOLを向上することを目的に、

整形外科でリハビリとして行っていた手技のひとつ。

鍼との組み合わせで鎮痛効果を引き出し、筋肉をゆるめながら、

関節の動きを広げ動かしていくことは、とても効果的です。

 

 

鍵の入口 

関節・筋・腱にある感覚受容器

関節モビリゼーションでの鍵穴は、

体の各部分の【位置】【運動の状態】、

体に加わる【抵抗】【重量感】を感知するもの。

 

この鍵穴から受けた情報が脳に届けられることで、自分の体がどこに位置しているのか、体の動きや速さがどうなっているのか、それにより体をどう動かしていくのかを緻密に脳で情報処理され、動きが生み出されます。

もし、膝に痛みがあって地に足が着けない場合、これらの情報が入力されづらくなり、さらにバランスを崩し、動きが低下していきます。

関節モビリゼーションでは、これらの鍵穴から情報を入力をして、必要な感覚を拓き、動きを取り戻していきます。

 

痛みについて 

痛みの記憶

痛みは、過去の記憶や感情・情動とも関連して、

脳で捉えられてつくられています。

そのため同じ痛みでも、

感じ方は人それぞれに違うのです。

痛みの場所、痛みが出現する動き、種類(どんな痛みか)、急性期の痛みか、慢性期の痛みかを確認して、関節の動きを確かめていきます。

関節の動きを引き出す時に、痛みを生じることもありますが、優しく丁寧に痛みと向き合います。

 

関節の動きについて

動きと痛みの関係を探る

 

1)痛みがあって関節が動かせないとき

その関節に付着している筋肉も動かさない状態が続きます。
使わない筋肉は短縮し(弾力性を失う)、関節はますます動きを制限されて、拘縮(関節の動きが固定される)してしまいます。

急性期の痛みの場合には、炎症を抑えることを優先するため施術をしない方がいい場合があります。

慢性期の痛みに移行している場合には、痛みを鍼などでコントロールしながら、動きを引き出していくことが必要になります。

2)痛みが落ち着いてから動かそうと思っているとき

関節が拘縮していることや、筋肉の短縮が進み、そこから元の動きに戻していくまでには時間を要する、痛みを伴う、または完璧に動きが戻らないことがあります。

痛みがある状態で動きを引き出していくとき、鎮痛作用を引き出す鍼はとても役に立ちます。

鍼は筋肉に直接働きかけることが出来るので、短縮した筋肉に刺激を与え、関節モビリゼーションと共に筋肉の弾性と関節の動きを取り戻していくことができます。

 

3)痛みがなくて動かせないとき

①痛いという【怖さ】や【不安】から動かせない場合 ②【関節の不安定感】から動かせない場合 ③【筋力の低下】から動かせない場合があります。
動きを再現していく中で、その原因を探っていきます。

動きの中で、動かしても安全だという認知を、関節の中にある受容器そして脳に取り込みながら、安全なレベルから動きを繰り返していきます。

関節の不安定感がある場合には、その筋肉を強化して安定感を取り戻していきます。

 

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