直感について、私の体から考えた

体・心・自分の繋がり。直感のこと。私の体から考えた。

直感と言えば、体との繋がりは切っても切れないもの。

数多く入ってくる情報の中から1つを選ぶのに、論理的・合理的に考えて分析してたら、膨大な量の計算を脳で処理することに時間がかかりすぎて、何も決められなくなるか、時間がかかる。

新聞を読む時に、どこから読むのか?と言った小さなことも、体の感覚で決めている…、なんてことは、知られていて、その統計を分析して、広告などの様々なところで使われているのだろう。

私の場合も、今まで直感も使って選択をして生きてきた。

けれど、振り返ってみると、直感のベースは危険を避けることだったと、思う。(だって人間だもの。)直感と本能は違うものとされてるけど、近しいものであると私は思う。

そして、その直感の背後には、私の場合、親からの教えが元につくられた体の記憶がある。

危ないから目立つ格好はしないように。危ないから、夜遅くに帰らないように。思い出せば、わんさかと危ないから〜しないように、が出てくる。もしその教えを破った時は、すぐさま赤鬼と青鬼が嗅ぎつけて、こっぴどく叱られる、体の様々な感覚に残る記憶たち。

そのベースにのった、直感。その直感は、本当に素晴らしいものだった。

私の直観は、赤い服を選ぶ代わりに黒い服を選ばせた。飲み会がさぁ~ここから盛り上がるという時にも、直感はそろそろ帰るようにと、伝えてきた。肌身で危険を察知して、今までこうして安全に生きてくることが出来たと思う。こうして、両親に大切に育ててもらえたことを、今は本当にありがたいなと感謝している。

けれど危険を察知した直感システムが働き過ぎると、危険を回避することに疲れる、感情的にもうんざりする。感じることに憶病になってしまう。だから、次の一手は、体も心も感じないという究極の方法もある。

そのバリアの中にいて感じなければ、嫌なことを感じなくて済む。けれど、体からも心からも情報が伝達されなくなると自分が誰だか分からなくなる。その境目が、病気になる、ならないの境界線だということも、自分の経験からも同時に感じる。

 

直感システムのアップデート

この直感システム、どうやら自分でアップデートしなければ、パターンが変わらないって感じる。
私は確かに、『直感で今、選んでいる』が、それは、脳の海馬に記憶された古いデータを元に。

脳の扁桃体という場所は、体からの情報が集まり、感情が生まれる。そうして出来事や行動に、快か不快かが判断された情報は、海馬に記憶として保存される。

 

南カリフォルニア大学のアントニオ・ダマシオによれば、大脳の主な役割は、内臓や筋肉あるいは皮膚などの情報を統合的に管理することで、体の変化とそれに伴う感情を結びつけるはたらきをしている。

いったん、体と感情の結びつきが成立すると、その後の脳は似たような状況ではいつでも自動的に反応して、負担を軽くしている。

つまり、私は、過去の古い体の感覚データを元に、今、直感がはたらいていた。

もっと分かりやすく説明すると、私はベチバーという香りが嫌いだった。この先も、ずっと好きになることはないだろうと感じていた。実際、直感的に、それを選ぶことは15年くらいなかった。

ところが、最近、ベチバーは相当好きな香りの部類に入っている。
一体、私に何が起きたというのか?

実は、このベチバーという香り、過去にあった嫌な出来事と紐付けられていて、それを思い起こさせる香りなのだ。
体で察したベチバーの香り情報は、体から過去の感情のデータと繋がり、危険と判断。それを選ばせないようにさせていた。

ちょっと、ややこしい話だが、つまり、私は『ベチバーの香りそのものが嫌いではない』ということ。
嫌いなのは、この香りとリンクした過去の苦い体験や、そこで感じた堪え難い感情を思い出すこと。その感情と、体の感覚がリンクしていた。もし、その出来事にラベンダーが関わっていたら、私はラベンダーが嫌いになっていただろう。

それゆえに、この香りが嫌いに決まっているという思い込みを実に15年間していたのだ。

直感を使っても、保存されたデータが古いままだと、新しい選択が出来ない、同じパターンを繰り返すという私の事例。

今の感覚を自分のモノとして所有すること、今、体から感じる情報って大切だと思っている。

なので、このメカニズムを使って施術をしている。

施術や自分の経験も生かして、これを何か分かりやすくカタチにしたいと思っていた。

病気も含め何かに怯えるのではなく健康でいるための方法だったり、自分にとっていいと感じるものは何か?を知る方法。体と心から自分への繋がりを感じることによって。

そんな想いから、4月からAromaアーティスト講座を始めることになった。

感情と身体感覚を紐付けをして、思考をほぼ使わずアロマの記憶を保存していく。アロマを使って随時、好き嫌い直感のアップデートを体からしていき、その体験の積み重ねが思い込みを書き換えていく。健康でいるためのセルフケアも講座が終わった時に出来るようになる。体の感覚と感情、そこにアロマを使うだけ。

ほんの数名だが、この方法で講座を受けてくださった方から、面白いという声をいただいている。実際に一緒に感じながら学んでいくのは、面白いと実感しているので、楽しい講座になると思う。

 

さて、どうやってアップデートするかというところで、私は、香りを使う。
理由は、シンプル。
香りはシンプルに、好き嫌いを感じれるから。(そして香りが好きだから)。他の感覚よりも、脳へ届く速さが早い。扁桃体へすぐに届くため、思考を通さず、思考に邪魔されない感覚。だから自分がよりクリアになる。

いくつかの香りから、今、どれが好きかを選ぶだけ。
そしたら、好きな香りをとことん味わい尽くし、体に記憶させていく。
私の場合、直感のベースが危険・恐怖で反応するように偏っていたから(もしくは、感じないように)、体に安全・安らぎを覚えさせて、アップデートをはかっている。

ポイントにしているのは、その時の感情を一旦、自分自身で所有してから香りを選ぶこと。明るい気分の時もあれば、悲しい時もある。
悲しい、怒っているなどの感情が出ている時でも、その場所から、今、心地よいものを選ぶ感覚を育む。

その体験は、日常でどんなときでも、好きや心地よいを選ぶ体のセンサーを研ぎ澄ませ、その直感を働かせてくれる。
そして、その心地よい安全の中にいる時、自分の持っている力は発揮されやすいなと実感している。

今年からは、講座を通してたくさんの人と一緒にこの体験をしていきたいと感じている。

 その体験ができるアロマ講座は、4月28日から3か月コースで始まります。

Aromaアーティスト講座について

 

 

おしまいに、

直感について、身体心理学の山口創先生の本にはこう書かれている。

好き嫌いという直感的な判断に、身体感覚が影響している。

南カリフォルニア大学のアントニオ・ダマシオ。

彼は、感情が意思決定の中核をなすソマテイックマーカー仮説を提唱した人。

ソマテイックとは、体の、体性のという意味。
彼によれば、感情の背後には身体感覚があり、それによって意思の決定が迅速に行われていると。

体は、外部の刺激に反応して無意識のレベルで反応を起こすが、大脳がそれを認識するまでは私たちはそれを感じることが出来ない。

身体感覚は様々な状況で意思決定する羅針盤としての機能を果たしているとも言える。

 

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