好き・嫌いと、心の境界線は、どう関係してる?
体から感じる好き・嫌いと、境界線の関係
どんな時も、体も心も、心地よい私でいたい。
日々、本当に好きと感じることを、
大切にして、
一つ一つを丁寧に選択して、
自分の人生を創りたい。
私がこう思うようになった時、私が悩まされていたのは次の3つ。
①本当に私が、何を好きで、何を嫌いなのか?が分からない。
②NOと言えず、責任を負い、引き受けてしまう。
③自分と相手の距離感(境界線)が分からず、本音を言えずに、人間関係に苦しくなる。
目に見えない境界線のことも、
私の好き・嫌いも、
当たり前だけれど、
誰に聞いても答えは見つからない。
【本来の自分に戻る】という言葉は溢れているけれど、一体、それをどんな方法で知ればいいのだろうか?こんな思いもありました。
大好きなアロマを香るうちに、私は自然に、それを学ぶようになりました。
①本当に私が、何を好きで、何を嫌いなのか?が分からない。
香りで感じる好き・嫌いを知って自分を知る。
これを知れば知るほど、好きが奥深いことに気づきました。
私の場合、過去の経験、思い込みや一般的と言われる常識、親からの教えを元に、好きだと思い込んでいることがあったから。
嫌いに関して言うと、
嫌い=悪いこと
嫌い=言ってはいけないこと
という思い込みや判断があった。
子供の頃は、しっかりとした好き・嫌いの感覚はあったはず。
なのに、大人になる過程で、
周りの意見や常識と言われるモノに合わせることで、本当に好き・嫌いという感覚を忘れてしまった。
私に起きた変化は?
私の好き・嫌いが曖昧になった時、
人にされて嫌なことに気づけず、
理由は分からないけれど、後からモヤモヤが残る。
あの人が、勝手に私の領域に踏み込んできた!!!と、相手のせいにする。体も心も不健全。心地よくない私。
好きを知る方法は?
香りを使い、今に身を置く。
今、心地よく感じさせてくれる香りを感じる、
今、心地よさを感じる体感覚を取り戻していく
体の感覚を自分で所有すること。
本来の私を取り戻す、
具体的にどうやって?
具体的にどうすればいいの?
探していたその答えが、ここにありました。
だから、今でも、香りで『今に身を置く時間』を大切にしています。
【体の感覚】を使って、何度も何度も、過去の思い込みの好きから、今の好きへと、感覚のアップデートをすることが、今では私の日課です。
②NOと言えず、責任を負い、引き受けてしまう。
好き・嫌いが、良い・悪いではなく、人それぞれ感じ方の違いと知る。
これを、体の感覚的に知れたことは私にとって大きなことでした。
なぜなら、これは説明出来るものでなく、感じるものだったから。
起きた変化は?
NOと言うことが、悪いことではない、相手を否定することではない、と感じられるようになり、『私には出来ません』『今は結構です』などが少しずつ、言えるようになりました。
③自分と相手の距離感(境界線)が分からず、人間関係に苦しくなる。
好き・嫌いの感覚が、見えない心の距離感を掴む
言い換えると、これは、自分の内側で起きていることを知ることです。
つまり自分の中で、どう感じるのか?を知ること。
そこから、【心地良い感覚を伴いながら、どうしたらいいか?を明確に】してくれます。
だんだんと、自分の好き(大切にしていること)が分かると、人にされて嫌なことを予め伝えることができるようになります。
好き・嫌いと言うのは、感じ方の違いや、感覚の違いと感じられるようになる。
これを知ることで、相手は気にならないようなことでも自分にとっては大切だったり、逆に自分は気にならなくとも、相手が大切にしているモノだということを感覚的に感じ取れるようになりました。
また、こうしてもらいたい、という自分の意思を伝えることができるようになります。
だから、今の好き・嫌いという感覚を身につけておくことは大切。
香りを使って続けるうちに、好き・嫌いの感覚は、不変的なものではなく、毎瞬、毎瞬変化してゆく流動的もの、と気づきました。
今に身を置き、今の心地よさ・心地悪さの感覚を知ることを感じることが、【本来の自分に戻ること】でもあり
【自分の境界線を再構築すること】と私は考えています。
そして、そのことは、自分自身との関係も、相手との関係もスムーズにすることに繋がると感じています。
川の中ではあなたが触る水が
一番最後に過ぎ去ったものであり、
また、一番最初に来るものである。
現在という時も同じである。
《レオナルド・ダ・ビンチ》